2010年9月4日土曜日

第4話 ご記憶下さいます様に

9月4日土曜日。おはようございます!

監督の武井です。




昨日はカンボジア内戦時代の傷跡を垣間みることができる、

”トゥールスレン” ”キリングフィールド”

を訪れました。



キリングフィールドは、プノンペンの南西12kmのチュンク村にあります。
ポルポト政権時代、トゥールスレン刑務所に収容された人々はここに運ばれて処刑されました。


高々とそびえる慰霊棟には死者たちの頭蓋骨がきっちりと納められていました。





そこで献花を売るおじさんに話を聞いたところ、
棟には8985人の死者が眠るそうです。






彼らの声を今になって聞くことは難しいです。





日本に帰国したら、カンボジアという国についてもっと深く知ろうと思っています。

歴史もそうですが、文化的な背景や伝統など、カンボジアという国にもう少し近づいてみようと思っています。


それが、カンボジア内戦という黒い歴史に、全く無関係の国の僕らがフォーカスを当てる上での最低限の敬意かなと考えています。


そうやってカンボジアに近づいて、これまでの経験と重ね合わせて、考えて、考えて、

初めて、

慰霊棟に眠る彼らの声が少しでも聞こえるのかな、

と思っています。



それでは、タサエンに向けて出発します。



ブログはこれからもガンガン更新しますよー。


応援よろしく。

では!

0 件のコメント:

コメントを投稿