2010年9月2日木曜日

第1話 ROMANCE DAWN

今日、髪を切りました。
今日、髪を染めました。

ちょっと気分転換をしました。



どうも。監督の武井です。




ついに、ドキュメンタリーの第一回撮影が始まりますね。

まず、撮影に臨むまえに、ここまで頑張ってくれたスタッフの紹介をさせてください。

【脚本】
構成:祥子、重田、青山、しほ、ゆき、前田
シナリオ:武井、重田、祥子

【ロケ】
監督:武井
カメラ:重田
機材:青山

ってな感じのドキュメンタリー班メンバーで試行錯誤を繰り返してきました。

この「試行錯誤」は帰国後、みんな集まってもう一度ゆっくりと反芻するつもりですが、
第一回の撮影に臨むうえで、 ここまでやってきたことを余すこと無く、やりつくすつもりです。
健闘を祈っていてください!







今、出発前夜の2:13分です。
完全に眠れません。
試合前のアレです。

そうです。


緊張です。
ワンピース読もうかなw



もちろん、
準備はしました。


でも、
今日まで、何度も、何度も、心が折られました。

カンボジアでも心が折られることもあると思います。


でも、なんとか今日まで漕ぎ着けたのは確かです。







「伝えたいことがある。」
「考えたいことがある。」

これが、この映画を撮りたいと思ったきっかけです。
でも、見失いかけたきっかけでもありました。




カンボジアのタサエンにはいまだ多くの地雷が残っています。

でも、そんな状況の地域は、世界中に多くあります。







しかし、
「生活と隣り合わせ」
この状況を残酷なほどに映し出している地域は他にないと思います。

「生活の一部」
そう言っても何の違和感もないほどに、タサエンと地雷は切っても切れない関係にあります。



そして、その関係の架け橋となる「親子」「仲間」という存在。

僕らにとって、「親子」「仲間」とは何でしょうか?

今の僕には想像もできないような、「絆」がそこにはあるのでしょうか?





そして、
職業という存在。


「命がけの仕事」
僕らにとって、仕事とはなんでしょうか?

デマイナー達は、日々、兵器(地雷)と向き合って、神経を削って、報酬を得ています。

彼らの力はどこから生まれてくるのでしょうか?
彼らの原動力はどこにあるのでしょうか?

彼らは、使命感だけで命をかけるのでしょうか?

僕らの原動力は何を動かしているのでしょうか?








・・・・・・・・・・・・。

今では、きっかけを越えて、たくさんの疑問があります。


その疑問を全て解決できないかもしれません。

でも、1つ1つに真剣に向かい合ってきます。
向かい合って、自分たちの目で見て、耳で聞いて、言葉にしてみせます。


それでは、行ってきます!

1 件のコメント:

  1. 出発前夜の2時半にブログ更新するとか流石です 笑
    結局ワンピースは読んだのでしょうか。

    それはさておき。

    「その疑問を全て解決出来ないかもしれません。でも、1つ1つに真剣に向かい合ってきます。」っていう等身大の言葉にジーーーンと来ました 泣

    疑問をすべて解決する!とか、
    凄い映像を撮ってやる!とか、
    そういう背伸びは必要なくて、

    等身大を刻むのがノンフィクションなのかな、と思いました。

    しかも等身大の方が説得力もあるし、カッコいいと思う。

    いやマジで「その疑問を全て解決出来ないかもしれません」っていう発言は「海賊王に俺はなる!」よりカッコいいよ 笑
    (タケはそう思わないかもしれないけど)

    というわけで、

    とりあえずめっちゃ応援してます!
    青山くん、重田、製作総指揮。体調には気をつけてね。


    ....このブログの使い方、これで合ってますか?汗

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